【厚生労働省】青森県内の外国人実習生の受け入れ先74%で違反があったと発表。
(2019年09月24日)外国人技能実習生を受け入れている
県内66の事業所のうち、
長時間労働などの法令違反が確認された事業所は、
去年、全体の74%にのぼったことが
厚生労働省の調査でわかりました。
厚生労働省は、
外国人技能実習生を受け入れている事業所への立ち入り調査を
毎年、全国で行っていて、
去年、県内では、
合わせて66の事業所が対象となりました。
その結果、
全体の74.2%にあたる
49の事業所で
法令違反が確認されたということです。
違反の内訳は
長時間労働など
労働時間に関するものが
24.2%と最も多く、
次いで、安全管理と
残業代の未払いが
それぞれ21.2%となっています。
また、違反が確認された割合を
業種別に見ますと、
食料品製造が76%、
機械・金属が71.4%、
繊維・衣服が66.6%
などとなっています。
青森労働局は、
「悪質な事案に対しては
引き続き厳正に対処していく。
ことばの問題で、
技能実習生が声をあげにくいケースもあると考えられるので、
外国人労働者向けの電話相談も
積極的に活用してほしい」
と話しています。
厚生労働省の外国人労働者向けの電話相談は
中国語やベトナム語、タガログ語など
8つの言語ごとに異なる番号で対応していて、
厚生労働省のホームページに
番号が記載されています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20190924/6080006071.html
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