ドイツ連邦の総選挙。

(2017年09月24日)

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・メルケル首相率いる与党が辛くも勝利を収めるも、大きく票を減らす。(得票率53%)
・「ドイツのための選択肢」(AfD)が得票数を伸ばし、3番目に大きな会派となった。(得票率12.6%)

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第19回連邦議会選挙結果(2017年9月24日)

https://japan.diplo.de/ja-ja/themen/politik/bundestagswahl2017/940798
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選挙結果のポイントは2点挙げられよう。

1つ目は、メルケル首相を支えてきた2つの国民政党、
キリスト教民主同盟・社会同盟(CDU/CSU)と
社会民主党(SPD)が
大きく得票率を減らしたことである。

大連立政権を支えてきた2つの国民政党の得票率は、
合計しても約53%にしかならない。

(中略)

2つ目の特徴は、
右翼ポピュリスト政党「ドイツの選択肢(AfD)」が
躍進したことである。

4年前の選挙では
「5%阻止条項」をわずかに超えることができず
1議席も獲得できなかったが、
今回の選挙では12.6%を獲得し、
CDU/CSU、SPDに次いで
議会内で3番目に大きな会派となった。

AfDが議席を獲得することは予想されていたが、
メルケル首相を支える与党から
政権批判票がAfDに移るなど、予想外に躍進した。

特に旧東ドイツ地域では
AfDの得票率は20%を大きく超えた。

http://www.keidanren.or.jp/journal/times/2017/1102_07.html
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