「甘熟王」のバナナ農園の元労働者らが来日し、人権侵害を告発。

(2019年06月18日)

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住友商事系列だった
スミフル・フィリピン社の

フィリピン・ミンダナオ島のバナナ農園の
元労働者2人が
このほど来日して、

農園の劣悪な労働環境や
一部の労働者らに対する
人権侵害について訴え、
支援を求めた。

住友商事は

「適切に対応していると
報告を受けている」

としている。

スミフルは
「甘熟王」ブランドのバナナを生産し、
日本に輸出している。

ミンダナオ島は
その拠点の一つ。

2人は、
農園や梱包(こんぽう)工場の元労働者で、
18日、
東京都内で記者会見した。

・法的に正規雇用が認められるのに、5年働いても短期雇用契約のまま
・病気休暇や有給休暇、出産休暇がない
・1日に16時間働かされることもある、

などと訴えた。

労働者らが昨秋、
改善を求めてストライキを実施したところ、
何者かによって自宅を放火されたり、
銃撃や暴行などの被害を受けたりして、
これまでに1人が死亡、
30人以上が負傷したという。

https://www.asahi.com/articles/ASM6M3V69M6MUHBI01W.html

今回の売却で、住友商事は
スミフル・ブランドを手放す。

青果関連事業では、
住友商事が50%出資する青果販売大手ケーアイ・フレッシュアクセス
(KIFA、東京都中野区)が、
引き続きバナナを含む青果の流通卸売業を手掛ける。

https://www.nna.jp/news/show/1916107

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