不法就労を手助けして逮捕された派遣会社の社長が、「入管からの要請だった」と証言。★
(2019年06月04日)技能実習先から逃げ出したベトナム人の
不法就労を手助けした疑いで
兵庫県警に逮捕された人材派遣会社の社長が
「一斉摘発を狙う入国管理局に協力し、
要請通りに雇用しただけ」
と明かし、波紋を呼んでいる。
神戸地検は
社長の勾留を請求せず、
社長を逮捕2日後に釈放した。
入管は「一般論」と前置きした上で、
「不法就労の事実が明らかな外国人について
雇用を継続するよう指示することはない」
とコメント。
識者らは
「要請が事実なら
おとり捜査に近い」
と指摘している。
兵庫県尼崎市の人材派遣会社
「ワールドビジネスパートナー」の
ソニンバヤル=通称・五十嵐一=社長(35)ら
中国籍の2人が
今月3日、
出入国管理法違反(不法就労助長)容疑で
同県警に逮捕された。
容疑は昨年4~9月、
不法残留や資格外の状態になっていた
ベトナム人7人を
県内の携帯電話製造工場に
派遣していたというものだった。
しかし翌4日、
社長の弁護人の荻野数馬弁護士(大阪弁護士会)らが会見。
「逮捕は不当」と訴えた。
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