栃木の農家、中国人技能実習生29人に残業代不払い ストライキなどで発覚

(2018年05月10日)

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JAしおのや(栃木県さくら市)に所属する農家24軒が、
中国人技能実習生の女性29人に残業代計約1180万円を支払わず、
東京入国管理局が農家などに対し、
実習生の新規受け入れ許可を取り消したことが
10日、JAへの取材で分かった。

JAによると、農家は
2015年11月に
JAの仲介で受け入れた実習生に対し、
1時間当たり約1000円の残業代を支払わず、
17年7月まで約600円で残業させた。

1人当たりの不払いは数万円から約60万円だった。

昨年夏に実習生がストライキをするなどして発覚。

農家側と中国の送り出し機関が、
昨年8月までに不払い分を全額支払い、
実習生は昨年10月に全員帰国した。

JAの担当者は

「不払いは把握していたが、
農家の経営が厳しく、強く指導できなかった」

としている。

東京入管が許可を取り消したのは、
昨年11月から3年間で
受け入れ予定だった約30人。

http://www.sanspo.com/geino/news/20180510/tro18051016250016-n1.html

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