【安倍内閣】「日本再興戦略改訂2015 -未来への投資・生産性革命-」を閣議決定。

(2015年06月30日)

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2015版では、地域活性化の政策が、大幅に増えている。

地域活性化の基本的な姿勢としては
「集約」と「ネットワーク」が掲げられているが、
列挙された具体策については、
限定的な効果しか持たないと思われるものが多いため、
効果については疑問の声もある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/日本再興戦略#cite_note-影響-1
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失業率は3%台前半まで低下し、
有効求人倍率も 23 年ぶりの高水準に達し、
雇用者数が 100 万人も増加した。

今後、労働需給はさらにタイト化し、
GDP ギャップが急速に縮小するとともに、
デフレからの脱却が実現していくことが予想される。

(中略)

専ら需要不足の解消に重きを置いてきたステージから、
人口減少下における供給制約の軛(くびき)を乗り越えるための
腰を据えた対策を講ずる新たな「第二ステージ」に入ったのである。

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/pdf/dai1jp.pdf

「GDPギャップ」... 需要と供給の差。この差が広がると、雇用がなくなる。
※各種の雇用指数は、外国人労働者を含めたもので、全数検査の結果ではない。
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〇外国人材の活用

・ インド・ベトナム等の優秀な IT 人材の受入促進のため、
現地トップレベルの IT 系大学に対し、
日本企業への就労に関する情報発信を強化する。

また、海外 IT 系大学の卒業生に対する
留学・就労支援等を行うため、
海外 IT 系大学の指定に関する政府間協議を進める。 【本年中めどに実施】

・ ホテル・旅館、スノーリゾート、通訳案内などの
観光分野において、
訪日外国人旅行者へのサービス提供のための専門的知識や
技能を要する業務について、
在留が認められる要件の明確化やその周知等を行う。(p.33〜34)

(中略)

〇医療の国際展開

・ 外国人患者の受入れ等を
一気通貫でサポートする企業の認証や、
外国人患者の受入れに関し
意欲と能力のある国内医療機関を「日本国際病院(仮称)」として
海外に分かりやすく発信すること等により、
外国人患者の集患等に取り組む。【本年度中に検討】

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/pdf/dai1jp.pdf
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