【日経】ゼネコン大手4社の負債、ピークの4割に 16年3月期末

(2015年06月25日)

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かつて過剰債務企業の象徴だった
ゼネコンの財務改善が鮮明だ。

大手4社の
2016年3月期末の有利子負債残高は
計1兆4100億円と
バブル崩壊後の最低になる。

18年前のピーク時の4割の水準。

工事採算の改善で
返済余力が高まったためだ。

一方で手元資金は1兆円超に上り、
各社は
新規事業への投資や増配など
手元資金の活用に
カジを切りつつある。

各社の負債は
バブル期を経て膨らんだ。

自ら土地を取得し、
オフィスビルや商業施設を建設したうえで
土地ごと売却する事業に力を入れたからだ。

土地を担保に
金融機関から借り入れていたため
バブル崩壊で地価が下落し、返済が困難になった。

この結果、ピークの1998年3月期末には
負債残高は計3兆8300億円に

https://www.nikkei.com/article/DGXLZO88482020U5A620C1DTA000/

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