欧州議会が、ハンガリーへの制裁を決定。
(2018年09月12日)欧州議会は12日、
ハンガリーが欧州連合(EU)の基本理念に違反したとして
制裁手続きに入ることを決定した。
EU法の下でこうした決議が行われるのは初めて。
ハンガリーのビクトル・オルバン首相率いる現政権は、
報道やマイノリティーを標的にしたり、
法の支配を侵したりしたとして非難されている。
オルバン首相はこの疑惑を否定している。
投票では欧州議員の3分の2以上が、賛成票を投じた。
今後、各国首脳がこの提案を承認すれば、
ハンガリーには制裁が課せられる。
ただ最も重い議決権停止措置については、
ポーランドが拒否権を発動する可能性が高く、
実現する公算は低い。
BBCのニック・ソープ・ブダペスト特派員は、
オルバン氏は欧州の保守派からますます孤立しているものの、
ナショナリスト政党からは支持を得ていると説明している。
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