【英国】「ライセンスに関する法律」が成立。
(1662年)著作権という概念は、
印刷技術の出現と
その後の一般大衆の識字率の上昇に伴い、
考え出されたものである。
著作権を表す英単語 copyright が示す様に、
その起源は
印刷業者による複製 (copy) の権利 (right) であり、
18世紀初頭の英国において、
印刷技術の独占権として発生した。
英国において、国王は
無秩序に本が複写されることを問題視しており、
国王の大権 (royal prerogative) により
1662年のライセンスに関する法律を成立させた。
この法律では、ライセンスを受ける本の
登録方法を確立した。
そのためには、書籍出版業組合に
その複写を預ける必要があった。
本のライセンスは永久に永続し、
長期にわたる利益を印刷業者に与えた。
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