【韓国】政府による「有害サイト」への接続遮断を開始。

(2019年02月11日)

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アダルトサイトなど
政府が不法と規定した有害サイトへの接続が
11日から全面的に遮断された。

IT業界によると、
KTなど韓国国内インターネットサービス事業者(ISP)は
当局の要請を受け、
11日から
「サーバーネームインディケーション(SNI)フィールド遮断方式」を利用した
ウェブサイト遮断を始めた。

この遮断方式は
以前より強力なウェブサイト遮断技術。

審議当局の関係者は

「11日の一日間に
約800件のウェブサイトが
SNIフィールド遮断方式で
接続が遮断された」

と伝えた。

サイトが全面的に遮断されると、
一部からは表現の自由の委縮や
盗聴、検閲問題が指摘された。

またISPの顧客センターやSNSなどでは
特定サイトに突然接続できなくなった理由について
使用者の問い合わせが集中した。

当局が従来使用した「URL遮断」は
プロトコル「https」を
アドレスバーに入力する方式で
簡単に避けることができる。

昨年10月に導入された
「DNS(ドメインネームサーバー)遮断」方式も
DNSアドレス変更などで
迂回が可能だ。

今回導入したSNIは
ウェブサイト接続過程に適用される
標準技術をいう。

当局は
接続過程でやり取りするサーバー名(ウェブサイトアドレス)が
暗号化されず
そのまま露出するという点を考慮して
遮断を始めた。

当局のこうした決定に対し、
有害情報の遮断などが目的ではあるとはいえ
「表現の自由が委縮する」
という声が出ている。

ソン・ジウォン弁護士は

「SNIフィールドを遮断するには、
政府が
機器間を行き来するパケット
(データ伝送単位)を見るしかない」

とし

「インターネット利用者の
表現の自由が委縮するだろう」

と聯合ニュースを通じて述べた。

一部の男性はこの日、
オンラインコミュニティーを通じて

「成人が自由に
アダルト動画も見られないのはおかしい」

「独裁時代だ」

「時代に逆行している」

などと主張した。

また「有害サイト遮断」を目的に
暗号化されていない個人情報を監視することに対する
適切性問題を指摘する意見もある。

IT専門市民団体オープンネットは

「暗号化されていないSNIフィールドは
一種のセキュリティーの弱点と見ることができるが、
これを政府の規制に活用することが
適切なのか疑問」

とし

「不法サイト遮断の目的だけに
活用されるという保証はない」

と指摘した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190212-00000039-cnippou-kr
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2011年06月
・【角川書店】ドワンゴと資本・業務提携。

2013年09月27日
・【川上量生】日本でも中国のようなサイトブロッキングが必要だと主張。

2018年04月13日
・【安倍内閣】「漫画村」などのブロッキングを接続業者に要請。
2018年04月23日
・NTTグループが「漫画村」へのブロッキング要請を承諾。

2018年10月05日
・【川上量生】クラウドフレア社に情報開示請求をかけて応じさせるのは無理と主張。
2018年10月10日
・【クラウドフレア】海賊版サイト「漫画村」の運営者を開示。(ブロッキング要らなかった)

2019年01月25日
・【文化庁】リーチサイトや静止画ダウンロードを刑事罰化する方針を決定。

2019年02月01日
・【安倍内閣】海賊版サイトに警告画面を表示する方針を示す。(遮断は対策後に判断)
・マリオそっくり? 中国共産党が酷似キャラ使用。

2019年2月11日
・親中派の韓国政府が、「有害サイト」への接続遮断を開始。( サイト・ブロッキング )
(与野党ともに、ネット工作事件をかかえており、恣意的な運用が行われることが懸念されている。)

http://pastport.jp/timeline/compare/39d76431c60a10669108cf199c052eba
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