【マルティン・ルター】宗教改革を始める。
(1517年10月31日)ルターは
ローマ教会に抗議して
ヴィッテンベルク市の教会に
95ヶ条の論題を打ちつけた。
これが、一般に
宗教改革の始まりとされる。
この贖宥状批判は大きな反響を呼んだ。
この批判はまたたくまに各地に拡大し、
ローマ教皇に嫌悪を抱いていた周辺の諸侯の支持を得た。
https://ja.wikipedia.org/wiki/宗教改革
とはいえ、当時インターネットもない時代、
自分の考えを人に啓蒙する、というのは時間がかかります。
そこで利用されたのが「活版印刷」です。
彼の95ヶ条の意見書はドイツ語に訳され、
活版印刷によって大量に
その意見が述べられた紙面が
ドイツ中に広まりました。
また、ルターは聖書をドイツ語訳し、
今までラテン語で読めなかった内容を、
庶民にもわかるようにしました。
これも、グーテンベルグの活版印刷技術とあいまって、
ドイツ中に聖書が普及する原因となり、
カトリック教会の利権にまみれた権威が
失われていく原因にもなります。
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