【サンフランシスコ高裁】「天国への階段」盗作訴訟で、訴えを取り下げる判決を下す。
(2020年03月10日)英ロックバンド、レッド・ツェッペリンの代表曲「天国への階段」(1971年)が
盗作かどうかが争われた裁判で、
米サンフランシスコの連邦高裁は9日、
盗作ではないとする地裁判断を支持した。
同曲の導入部分が、米ロックバンド、
スピリットの「トーラス」(68年)と似ているとして
作曲したギタリスト(故人)の遺産管理人が
2014年に訴えていた。
天国への階段は、
ギタリストのジミー・ペイジさんと
ボーカルのロバート・プラントさんが作曲した
ロック史に残る名曲とされる。
ロサンゼルスの連邦地裁陪審は16年、
著作権侵害に当たるほどの類似性はない
として訴えを退けた。
高裁が18年に裁判のやり直しを決定したものの、
11人の判事で再検討した結果、
9対2で地裁判断を支持した。
多数意見で
「裁判と上訴は
『天国への階段』を上る
長い道のりだった」
と記した。
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