ニュージーランド、フランスが主導して、「クライストチャーチ・コール」を採択。(テロ関連コンテンツの排除)

(2019年05月15日)

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10カ国・国際機関の首脳とデジタル分野の主要アクターは、
クライストチャーチ・コールを通して、
オンライン上のこれらのコンテンツを排除するため、
市民社会と連携しながら共同行動を進めます。

クライストチャーチ・コールは
政府、国際機関、インターネット・アクターに
一連の措置を講じるよう促します。

とりわけ、

1)テロおよび暴力的過激主義関連コンテンツのアップロードを防止するツールを開発すること、
2)暴力的過激主義の原因に対処すること、
3)コンテンツの検出と削除における透明性を高めること、
4)暴力的過激主義的コンテンツの拡散を低減するため、
企業により設計され、使用されたアルゴリズムが
ユーザーをこれらのコンテンツに誘導しないよう留意すること

が挙げられます。

「私たちが今日、
クライストチャーチ・コールにより始めたことを
誇りにできると思います。

私たちはクライストチャーチ事件のような惨劇が
再び起こらないように
具体的な措置を講じました。

3月15日のテロ襲撃は、
とりわけソーシャルメディアが
道具として使われたことに
ショックを受けました。

クライストチャーチ・コールによって、
私たちは
この問題を解決すべく
類例のないアプローチを採択しました」

とアーダーン首相は述べました。

政府、国際機関、デジタル関連企業・団体が初めて、
インターネットの安全性・信頼性を高めるため、
一連の措置を講じること、
長期的に協力することで一致しました。

この日に成し遂げられたことは、
オンライン上のテロ関連コンテンツを排除するという
共通の目標に向けて踏み出された第一歩にすぎません。

https://jp.ambafrance.org/article14576

3月にニュージーランドのクライストチャーチで起きた銃乱射事件を受け、
世界中のIT大手幹部や政治的指導者が
現地時間5月15日にパリに集結し、
テロリスト関連コンテンツの拡散を防ぐために
行動する決意を表明した。

https://japan.cnet.com/article/35137013/

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