【西室泰三】(東芝相談役)が【日本郵政】の社長に就任。

(2013年06月)

2012年には
郵政民営化委員会委員長に就任。

(中略)

その後、2013年には
日本郵政で代表取締役社長を務めた。

後に巨額の損失を出す結果となる
2015年の豪物流大手のトール・ホールディングスの買収に関しては、
約6200億円と言う巨額の金額に批判もあった中でこれを断行したため[1]、
西室の「負の遺産」ともされた。

買収直後の2016年には
既にグループ内で問題となっていたが、
(2016年当時のウエスチングハウスと同じく)
後に利益を生む可能性が否定できなかったため、
2016年度における減損処理を行わなかった。

ただし、トール・ホールディングスののれん代問題に際しては、
2016年中に西室が退職したこともあって、
2017年と言う早い時期に減損処理を行うことができ、
東芝とは違って粉飾などを行なわなかったため、評価されている[16]。

2015年4月から約1ヶ月半の間に
ゆうちょ銀行取締役兼代表執行役社長を務めた。

2015年5月には
日本郵政の社外取締役に
村岡富美雄・東芝常任顧問(東芝元副社長)を招聘しようとするなど、
日本郵政においても東芝時代の人脈を活用しようとしていた矢先、
2015年7月に利益水増しによる東芝不正会計問題発覚。

村岡は東芝不正会計問題調査のための
第三者委員会の方に招聘されて査問を受けることとなり、
西室自身も不正会計への関与がとりざたされる中、
2016年2月突如検査入院し、
そのまま退院の目途がたたないとして、
日本郵政の社長を退任した。

後任の日本郵政社長には、
すでにゆうちょ銀行社長の後任として就いており、
日本興業銀行出身の長門正貢が
ゆうちょ銀行の執行役を退いた上で就いた[17]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/西室泰三

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