【最高裁】拓銀破綻の刑事訴訟が結審。
(2009年11月)山内宏元会長、河谷禎元頭取は懲役2年6ヵ月、
中村ソフィアグループ元社長には懲役1年6ヵ月という判決で、
山内氏は高齢と持病で刑の執行を猶予されているが、
河谷氏と中村氏はそれぞれ収監された。
河谷氏は釧路、中村氏は函館に送られた。
http://hre-net.com/keizai/kinyu/1861/
2審判決によると、
山内、河谷両被告は
頭取時代の94~97年に
回収の見込みがないと知りながら、
リゾート開発を進めていたソフィアグループの3社に
計約85億7000万円を追加融資し、
中村被告はうち47億円について共謀した。
融資は全額回収不能となって
拓銀に損害を与えた。
債権を引き継いだ整理回収機構が
山内被告ら旧役員13人に
賠償を求めた訴訟では
約101億円の支払い命令が確定しており、
民事、刑事ともに裁判が終結する。
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