銀行金利が完全に自由化。(公定歩合→短期金融市場の金利操作)
(1994年10月)それまでの銀行の金利は、
国の金融政策によって決められており、
日本銀行の公定歩合と連動していた。
銀行は、日本銀行からは借りなくなり、
別の金融機関から短期金融市場を通じて
資金を調達するようになった。
これ以降の金融政策は、
公定歩合ではなく、
短期金融市場で買いオペを行うことによって、
金利を操作する方法へと変わっていった。
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1985年3月の市場金利連動型預金(MMC)の導入、
および同年10月の預入金額10億円以上の定期預金金利自由化を皮切りに、
1993年(平成5)6月の定期預金金利の臨金法適用除外をもって、
定期預金金利の完全自由化が実現した。
一方、流動性預金についても
1992年6月の貯蓄預金の導入により始まり、
1994年10月までに当座預金(付利禁止)を除いて、
すべての流動性預金金利の自由化が実現された。
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