日経平均株価が882円安。(外出自粛の広がりで消費動向を警戒)

(2020年03月26日)

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26日の東京株式市場で
日経平均株価は大幅反落し、
前日比882円03銭(4.51%)安い
1万8664円60銭で終えた。

新型コロナウイルスの感染者数の増加を受け、
東京都は週末の外出自粛などを要請した。

隣接する県でも同様の動きが広がりつつあり、
先行きの消費動向を警戒した海外勢などの先物売りが優勢だった。

神奈川県や埼玉県でも
週末の外出自粛を求めるとの報道が伝わるなか、
大引けにかけては先物主導で一段安となり、
下げ幅は一時1000円を超えた。

日経平均は
25日までの3営業日で
3000円近く上昇しており、
戻り売りなどが出やすい面もあった。

新型コロナに対する日本の経済対策について、
所得水準などにより
現金給付の対象を絞ると伝わった。

市場では
「内容が不十分」との見方もあり、
買いの手控え要因になった。

前場の
東証株価指数(TOPIX)などが大幅安となったことで、

後場には
日銀の株価指数連動型上場投資信託(ETF)の買い入れ期待が高まり、
日経平均は下げ幅を縮小する場面もあった。

JPX日経インデックス400は大幅反落。

終値は
前日比262.02ポイント(2.05%)安の
1万2526.19だった。

東証株価指数(TOPIX)も
大幅反落し25.30ポイント(1.78%)安の
1399.32で終えた。

東証1部の売買代金は
概算で3兆3049億円。

売買高は
20億4967万株だった。

東証1部の値下がり銘柄数は
1226銘柄だった。

値上がりは897、
変わらずは45銘柄だった。

丸紅、ソフトバンクグループ(SGB)が大幅安。

値がさ株のファストリも大幅安。

日本製鉄、住友不、OLCも下落した。

一方で、
ニプロ、ユニチャーム、NTTなどは逆行高となった。

伊藤園や山パン、森永乳などの食料品株や
王子HDにも買いが入った。

https://www.nikkei.com/article/DGXLASS0ISS16_W0A320C2000000/

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