日銀がETFを2,000億円買い入れるも、日経平均株価は1万7,000円台を回復せず。
(2020年03月19日)株価の急落が続く中、
日銀は
ETF=上場投資信託の買い入れを増やしていますが
19日、
過去最大となる2000億円余りを
1日で買い入れました。
日銀は
金融緩和の一環で
多くの株式をまとめてつくる
ETF=上場投資信託を買い入れてきましたが、
金融市場の激しい動揺を抑えるため
今月16日に開いた金融政策決定会合で、
ETFの買い入れ額を
これまでの年間6兆円から
当面12兆円に増やす
追加の緩和策を決めました。
これを受けて
今月17日に
1200億円余りのETFを買ったのに続いて、
19日、
1日の購入額としては過去最大の
2016億円を買い入れ、
市場の不安定な動きを
抑え込もうとしています。
日銀が買い入れた額は
今月だけで
すでに9300億円余りにのぼっています。
また、
海外投資家などが
不測の事態に備えて
手元の現金を増やしておきたいと、
株式などに加えて日本国債を売る動きが広がり、
債券市場がやや不安定になっているとして
日銀は19日、
金融機関から臨時で
1兆3000億円余りの
国債の買い入れも行いました。
日銀は買い入れに合わせて
「年度末を控えた
市場の安定維持に
万全を期す」
という異例のコメントを出し、
動揺する金融市場への
警戒を強めています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200319/k10012340651000.html
以下、ETFの買い入れ記録。↓
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