東ローマ帝国皇帝ユスティニアヌス1世の異教活動禁止のためギリシャ哲学が禁止される

(0529年)

ローマ帝国領内から追放されたギリシャ哲学研究者たちは遠くアラビアに逃れ、やがてその土地がイスラムの支配するところとなるとこの古代ギリシャの遺産もイスラム文化のうちに包摂されることになる。
その後12世紀に十字軍の運動が始まりイスラム圏との交流が始まると、このアリストテレス哲学がヨーロッパに移入され、トマス・アクイナスによって、キリスト教の教義再編成のための下敷きとされる。

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