子供の臓器移植実現へ国会での議論要望 日本移植学会方針

(2000年12月21日)

011042000年12月21日朝刊3社会03700175日本移植学会(理事長=野本亀久雄・九州大学名誉教授)は二十日、東京都内で臨時理事会を開き、現在の臓器移植法では道が閉ざされている子どもの臓器移植を可能にするため、一月からの通常国会で法の見直しを議論するよう国会議員らに働きかけることなどを決めた。
同学会は「海外に(移植を)頼っていることは国際的にも問題が多く、学会として看過できない」としている。