15歳未満の臓器移植要望 心臓病幼児の両親

(1998年10月06日)

015901998年10月06日朝刊3社02900206重い心臓病を患い、米国での心臓移植のため渡米を予定している山梨県中巨摩郡若草町の遠藤里保ちゃん(一つ)の両親らが五日、厚生省を訪れ、十五歳未満の子どもの臓器移植が、日本国内でできるように臓器移植法の改正を要望した。
里保ちゃんは「拡張型心筋症」で、今年二月に発病した。米国カリフォルニア大ロサンゼルス校で受け入れが決まり、十四日にも渡米するが、渡航費や手術費などに約八千万円がかかるため、募金を呼びかけている。