脳死移植提供者のカード記載、半数が99年

(2007年01月15日)

006452007年01月15日朝刊生活201600308文字臓器移植法に基づいて脳死と判定され、臓器を提供した50人が意思表示カードに記載した時期は、99年が24人と最も多かったことが日本臓器移植ネットワークの調べでわかった。
99年は移植法施行後、初の脳死移植が実施された年。「大きく報道されて世間の関心を集め、カードに記載する人が多かったのではないか」と話している。50人中42人が同年を挟む98~00年の3年間に記載していた。
カードの配布は同法施行の97年10月に始まった。99年には大手のコンビニにも置かれるなど市民が手にしやすくなった。1例目は99年2月で、年度でみると98年度。これまでに配布した約1億950万枚のうち約3割の3300万枚は同年度に配布された。

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