ロバート・バリー「展覧会期間中はギャラリーは閉鎖」

(1969年)

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ロバート・バリーはアムステルダムの「アート・プロジェクト・ギャラリー」で行った展示で、正面のドアに「展覧会期間中はギャラリーは閉鎖」と書いた張り紙を掲げた。展示作品はなにもなく、作家が提示したのは、目には見えないが、展覧会が開かれているという事実、あるいは前提のみだった。言うまでもなく偶然だが、ここにはクラインの「空白」とマンゾーニのある未完のプロジェクトに通じるものがあった。後者のプロジェクトは、アーティストの霊が住んでいるという標識を外に掲げて、スタジオを封印しようと言うものだった。だがマンゾーニとは違ってバリーの場合は、人格としてのアーティストは強調しなかった。

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