ダニエル・ビュランのワイド・ホワイト・スペースとジョン・ウェバー画廊での展示

(1969年)

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ワイド・ホワイト・スペースでの展示
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ジョン・ウェバー画廊での展示

画廊の内と外、美術館と巷間への意識が高まりアーティストの運営する「オルタナティブ・スペース」が増加し始めたとき、アートと非アート、互いの文脈の断絶をとりわけ明らかにしたのが、美術館や画廊の内と外、その両方に設置されたビュランの一連の作品である。ワイド・ホワイト・スペースでのインスタレーションでの1969年のインスタレーションでは、屋内外の壁面にストライプを貼った。ジョン・ウェバー画廊でのインスタレーションでは、あらゆる所に布を描いたストライプが出現し、旗のように紐につないで窓から外へ、道路を横切って頭上に掲げられた(こちらは1973年開催)