キャバレ・ヴォルテール最初のパフォーマンス

(1916年02月05日)

この夜のキャバレ最初のパフォーマンスは、チューリッヒの街に国際的な前衛芸術を導入する機会となった。参加者はバルとヘニングズ、マダム・ルコント、ヤンコとツァラ、オッペンハイマー、スロドキとアルプだった。最後の3人による絵が架けられ、その横にはオットー・ファン・レースとゼーガルの作品、ピカソのハンが、それに彫刻家エリ・ナデルマンのデッサンが並んでいた。バルはヴォルテールと彼自身の著作、それに友人の劇作家フランク・ヴェデキントの著作から朗読した。ツァラは自作のルーマニア語の師を朗読し、ヘニングズは歌を歌った。音楽の演目はラフマニノフとカミーユ・サンサーンスの作品と、ロシアのバラライカ楽団の演奏だった。こうして、ダダたちはそれぞれの作品が提示された領域において、だれもが自立した芸術家であることを示し、芸術と言語のまざりあいが予想外の効果をもたらすことになった。

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