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三年と九か月の任期を終え、25歳となった三等海曹岩崎灯が艦を去ることに。
海曹候補生としてわずか一年で海曹に昇任、勤勉な態度や専門外の知識も兼ね備えた実力から給養員以外ならば大学卒ということもあり幹部も夢じゃないだろうと言われていたが、任期制候補生と同じタイミングで自ら辞職、除隊に至る。
直属の指導官に当たり、当時鬼の曹長と呼ばれていた熊人の海曹長は式で涙し、上官下士官一同涙を流し別れを惜しんだとか。