村井勉元副頭取の自宅に火炎瓶が投げ込まれる。
(1994年04月16日)かつて、住友銀行が
いわゆる暴力団からの攻撃を数多く受けたという
一連の事件がありました。
八七年一月に、
丸の内の東京営業部に銃弾が十発撃ち込まれた。
八七年四月には、
住友銀行丸の内営業所
及び都内の二支店に
バキュームカーでふん尿を噴射された。
九三年二月に、
巽頭取宅に火炎瓶が投げ込まれた。
九三年五月に、
森川敏雄副頭取のうちに
火炎瓶が投げ込まれた。
九四年九月、
畑中名古屋支店長が射殺された。
そのほか、幾つかの支店に
火炎瓶が投げ込まれたり、
電話線が切られたり、
右翼の宣伝カーが押しかけたり、
嫌がらせをしてきた。
(中略)
八七年一月の
丸の内東京営業部に対する銃撃事件につきましては、
政治団体幹部ら三名を検挙しております。
八七年四月の
都内三カ所のふん尿放射事件につきましては、
政治団体代表ら五名を検挙、
うち実行犯の三名は
暴力団の構成員の肩書も
あわせて持っておった者でございます。
九三年二月の巽頭取方への火炎瓶投てき事件、
そして
九三年五月の森川副頭取方への火炎瓶投てき事件
及び九四年九月の名古屋支店長射殺事件につきましては、
いずれも未検挙でございます。
検挙された二件につきましては、
いずれも政治団体を名乗る者が絡んでおりまして、
犯行の動機といたしましては、
住友銀行を含む国会業グループに反省を促す、
住友グループに反省を促す
というようなことを供述しておるという状況でございます。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/141/0080/14111050080004c.html
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