パノフ元駐日大使が、両政府が2島に向けた交渉に入ったとの見解を示す。

(2019年01月26日)

パノフ元駐日ロシア大使は、
安倍晋三首相がプーチン大統領に対し、
北方領土問題を1956年の日ソ共同宣言に基づき
歯舞群島、色丹島の引き渡しだけで解決する方針を伝え、
日ロ両政府が2島での最終決着に向けた交渉に入った
との見解を示した。

26日までに
共同通信と会見した。

パノフ氏によると、プーチン氏は
2000年に「56年宣言の履行は義務」と表明、
2島決着を提案した。

日本側は4島返還に固執して拒否。

昨年11月、日本が2島決着を受け入れ、
平和条約交渉が動きだした。

パノフ氏は
日本が4島のロシア主権を認める必要性を強調。

拒否すれば交渉は決裂すると予測した。

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