【大塚耕平】「年金請求書」について質問し、その詐欺的な性質を追求。(返信しないと70歳からの給付になる)

(2019年06月10日)

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厚労省から
年金受給繰り下げを問う通知が来ても、
繰り下げしない
という意思表示の返信用ハガキを
うっかり投函しないでいたら、
年金受給は自動的に70歳からになってしまう
という怖い実話。

https://twitter.com/amnu_sj/status/1137962385510035456

今年4月以降に送付されている「ねんきん定期便」の
「年金請求書」に
繰り下げの説明等が記載されています。

ところが、その内容に問題あり。

決算委員会で指摘しました。

制度どおり65歳から受給するか、繰り下げをするかを、
「Yes」「No」チャート的な質問で誘導しています。

詳しくは決算委員会の
議事録をご覧いただきたいですが、
概要は次のとおりです。

最初の質問は
「受け取る年金額を増額させますか」。

そう聞かれれば
「増額したい」の矢印に進むのがふつう。

安倍首相にも聞いたところ
「自分も増額させたいと思う」と
意外に正直な答弁。

次の質問は
基礎年金と厚生年金に関して
「両方を増額させる場合」
「どちらかを総額させる場合」の二択。

前者を選択するのが人情というもの。

再び安倍首相に聞くと
「自分も両方増額させたいと思う」と
再び正直な答弁。

「両方増額」を選択すると
年金請求書の書類は「提出不要」に進み、
めでたくゴール。

両方増額されて、書類提出も不要。

「よかった、よかった」

と思うと
そこに落とし穴があります。

何とその結果、
受給開始年齢は
最も遅い70歳になります。

そして、
それ以前に受給開始したい場合には、
改めて自分で申請しなくてはならない
と小さな字で書いてあります。

70歳になるまでに認知症になったら、
70歳受給開始になっていることも、
それ以前に受給開始する場合には
申請が必要なことも、
覚えているはずがありません。

家族は、当然年金を受給している
と思うのが普通でしょう。

日本年金機構や政府のこうした対応、
年金請求書の内容は
「年金詐欺」と言われても仕方ありません。

https://ohtsuka-kohei.jp/mail-magazine/vol423.html/page/3/

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