【厚生労働省】症状が出ないまま感染が確認された人も、強制入院の対象にする方針を固める。

(2020年02月12日)

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発熱などの症状がない状態で
新型コロナウイルスへの感染が確認された人について、

厚生労働省は

新たに
強制入院などの対象にする方針を固めました。

新型コロナウイルスの感染症は
感染症法上の「指定感染症」ですが、

強制入院や就業制限、
治療費の公費負担などの対象になるのは
発症している人に限られています。

今回、厚労省は

「感染拡大の防止に万全を期す」

として政令を改め、
発熱やせきなど症状が出ていない感染者も
強制入院など対象に加えることにしました。

これまでに
政府のチャーター機で帰国した5人が
無症状のまま感染を確認され、
このうち2人が発症しています。

厚労省は、

チャーター機で帰国して
当初の検査で「陰性」だった人や

横浜港に停泊しているクルーズ船の
乗船者に対するウイルス検査を進めていて、

今後、
無症状のまま「陽性」と判定される人が
出てくる可能性もあります。

政令改正案は13日、
閣議決定される見通しです。

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