モンゴル軍の遠征に伴って、ペストがイタリアに上陸。(14世紀のペスト大流行へ)

(1347年10月)

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1347 年 10 月、
ペストは
中央アジアから
イタリア、シシリア島のメッシーナに上陸した。

ヨーロッパに運ばれた毛皮についていたノミが
媒介したとされている。

ノミは通常、
飢えに強い昆虫なので
数カ月吸血しなくても、
生存可能といわれている。

毛皮だけではなく、
クマネズミもモンゴル軍や交易に従って
中央アジアからヨーロッパに移動したといわれている。

ペストは致死率が高いから、
戦争の際の敵の攻撃手段としても使われた
人類史上でもっとも古い生物兵器だった可能性がある

(英国軍が 1755 ~ 1763 年
フレンチ・インディアン戦争で
天然痘をインディアンに用いたよりも
古いことになる)。

具体的には 1340 年代、
モンゴルがクリミアを侵略した際に、
彼らはカッファの城内に、
ペストで死んだ人間の遺体を投げ込んだという。

その後、
城内にペストが広がったのかどうか、
また、広がったとしても
この投げ込まれた死体由来なのかどうか、
不明である。

ただ、ペスト菌は
死体、巣穴、土壌中で
6 カ月以上も生存し、
動物に感染できるとされている*4。

http://www.eiken.co.jp/modern_media/backnumber/pdf/MM1002_03.pdf

14世紀の大流行は
中国大陸で発生し、
中国の人口を半分に減少させる猛威を振るった。

当時ユーラシアの一大勢力を築いていたモンゴル帝国では
チンギス・ハーン末裔の諸家どうしの権力抗争が続いていたところへ流行が襲い、
諸家の断絶を招いて帝国を衰亡させる要因となった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ペスト#ペストの歴史

https://ja.wikipedia.org/wiki/ペスト医師

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