【東京都】陽性のまま退院させられた患者に「おめでとうございます」

(2020年04月10日)

building_tokyo_tochou.png

一方で、FNNの取材に、
不安と怒りをあらわにする男性がいる。

渡辺一誠さん(40)

「収束させるつもりが
多分ないんだろうなと感じました」

東京都内で
IT企業を経営する渡辺一誠さんは、

新型コロナウイルスに感染し、
2週間入院。

先週10日に退院した。

しかし...。

渡辺一誠さん

「のどに違和感あるし、せきも出るし、
若干の頭痛もあるし、
完璧に正常とは言い切れない状態」

退院前のPCR検査では
陽性であったにもかかわらず、

症状が比較的軽いことなどから、
保健所から自宅待機を勧められ、
現在、自宅で療養。

その渡辺さんのもとには、
退院後、1通の書面が。

保健所からの書面

「退院おめでとうござます。

現時点では
まだほかの人への感染性はあると考えられますので、
退院後は外出しないことが前提となります」

渡辺一誠さん

「スーパーに買いに行けないので、
全部ウーバーイーツ、
出前館でまかなっている。

形だけやってるとかなら、
もうやらなくていいくらいの。

なんかもう、あきれてしまいました。

『絶対出ないでください』1つでいいと思う」

書かれていたのは
退院後の注意事項なのだが、

渡辺さんは、
そのあいまいな表現に
不安を抱いている。

保健所からの書面

「福祉サービス等の利用や
公共交通機関の利用は控え、
自宅で過ごしましょう」

渡辺一誠さん

「もう、あいまいすぎますね。

どこにウイルスがついているかわからないので、
マスクして、手袋して、全身、完全に着替えて。

そこまでやれば
100%ウイルスがない状態だとは思えると思うんですけど、
これがはっきりしないのであれば、
僕は1カ月でも2カ月でも
人に会わないつもりです」

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20200413-00131906-fnn-soci

コメント