【ノースイースタン大学】「布マスクの上に、ストッキングをかぶせると、フィルター効果がアップする。」

(2020年05月09日)

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最近になってようやくサージカルマスク(使い捨ての多重構造不織布マスク)も出回り始めてきたが、既に布マスクも定着しているようで、町では、様々な柄の布マスクをしている人を見かけるようになった。

一般的に布マスクは、サージカルマスクよりフィルター効果が弱いと言われているが、ある工夫をするだけでろ過力が大幅にアップするという。
ノースイースタン大学(アメリカ)の研究者によると、手作りの布マスクの上にストッキングをかぶせるだけで密閉性が高まり、空気中に漂う小さな粒子の侵入を防いでくれるそうだ。場合によっては、外科手術用マスクのろ過性能にすら匹敵するというのだから心強い。

やり方は簡単。ストッキングを20~25センチくらいに切って、ちょうどヘアバンドのような輪っかにする。あとはそれをマスクを着用したまま頭からかぶって、マスクを抑えるようにするのだ。

研究チームが、20~1000ナノメートルの粒子(新型コロナウイルスは60~140ナノメートル)をろ過するマスクの性能を確かめてみたところ、手作りマスクのそれはまちまちで、ものによっては30%未満のものもあったという。

しかし、ここにストッキングを加えると15~50%ほど性能がアップしたとのことだ。

なお、呼吸が苦しくならないようにLサイズ以上のストッキングを研究チームはオススメしている。なので実際に試すなら、少々大きめのストッキングを手に入れるといいだろう。

サージカルマスクに重ねることN95マスクに近づく効果が

ちなみにサージカルマスクは、ノーマルの状態でろ過率75%だったとのことなので、手作りの布マスクであってもこれに匹敵するろ過効果を得られるということになる。

さらに、そのサージカルマスクにもストッキングは有効だ。ストッキングをかぶせることで、ろ過率が90%にアップするというのだ。

ウイルス入りの飛沫を防げるN95マスクのろ過率が95%なので、ちょっとした工夫でそれに勝るとも劣らぬマスクを手に入れられるということだ。

お笑い芸人のパンスト相撲とか、銀行強盗とか、いろんなキャラが頭に浮かぶが、覆うのは口元だけだ。それで感染が防げるなら本望だ。

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http://karapaia.com/archives/52290640.html

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