【ITmedia】ドラッグストア来店者の増減率は50~60代が突出。(テレビに影響を受けやすい世代)
(2020年05月07日)「トイレットペーパー騒動」時、特に50~60代急増
分析は、
ビッグデータによる
マーケティング分析を手掛ける
True Data(東京・港)が、
全国のスーパーや
ドラッグストアにおける
延べ約5000万人の購買情報を活用。
レシートに加えて
ポイントカードによる
POS(販売時点情報管理)データを使い、
その中から
ドラッグストアでの購買情報を抽出した。
さらに、
新型コロナ問題が浮上する前に当たる
2019年11月の各週の平均集客数を「100」として、
浮上後の1~4月の各週分の数値を算出。
各年齢層で、
集客数の増減率をグラフ化した。
まず、全体的に
増加率が最も突出していたのが
2月24日の週だ。
ちょうどここは、
「トイレットペーパーが品薄になる」
というデマが
SNSやメディア報道で
話題になったタイミングに当たる。
世代別に見た時に、
この増加率が
最も顕著に上昇したのが中高年、
中でも50~60代となった。
10~40代の伸び率が
10~30%台となったのに対し、
50~60代は
いずれも40%超という結果だった。
テレビなどの影響受けやすい世代
True Dataによると、
小売店で家族の分も合わせて
日用品や食料を買う消費を
「代理購買」といい、
その主体は
家庭を持つ30~50代とされる。
ただ
その傾向を差し引いても、
トイレットペーパーの「買い占め」が発生した時期に、
50~60代の来店が特に増加したと言えそうだ。
一般的に、
こうした上の世代は
若年層よりテレビを始めとした
マスコミの影響を受けやすいとされている。
「トイレットペーパーの品薄」
という話題についても、
SNS上のデマだけでなく
テレビなどが
「デマの結果、
実際に品薄になった店の様子」を
頻繁に流したこともあり、
特にこの世代に
強く影響した可能性がある。
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/200507/dom2005070003-n1.html
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