【佐藤内閣】「航空機騒音防止法」を制定 ★

(1967年08月01日)

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瑞穂の国記念小学院の建設地と
野田中央公園の土地は、
どちらもそもそもは住宅があった土地でした。

しかし、伊丹空港の騒音対策が必要となった結果、
(住民との話し合いで)
住民が立ち退く事になったようです。
(根拠は航空機騒音防止法)

(ここらへんから
第116回 国有財産近畿地方審議会
議事録を参照しています。)

この立ち退いた土地は
航空機騒音防止法の第二種だったため、
法律上『買い入れたものが
緑地帯その他の緩衝地帯として整備されるよう
必要な措置をとるものとする』
となされているため、
国は行政財産という
使用目的が決定されている財産と位置づけ
管理していました。

しかし、立ち退きを進めた後、
航空機の性能向上などを反映した見直しが行われた結果、
第二種から第一種へ区域が変わったわけです。

区域が変更になったことにより、
第一種には整備方針の法的な縛りがないため、
使用目的を決定しておく必要がなくなりました。

その結果、行政財産から一般財産に変更され、
基本的には有償で払い下げをする
という方針が決定されたわけです。

http://rispair.com/?p=4696
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ちなみに、当時の運輸大臣は、
大橋武夫で、
宗教は日蓮宗。

https://ja.wikipedia.org/wiki/大橋武夫_(政治家)
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ジェット機の出現というのは
大量高速輸送を可能にいたしましたけれども、
ジェット機化ということで
騒音が大きな社会問題になりまして、
昭和42年に飛行場周辺における
航空機の騒音により生ずる障害の防止、損失の補償、
その他必要な措置を定めるということで、
いわゆる航空機騒音防止法が
制定されたところでございます。

この法律に基づきまして、
大阪航空局は空港周辺において
騒音の大きいほうから
第三種区域、第二種区域、第一種区域と定めまして、
区域ごとに様々な対策を講じてきたところでございます。

http://pastport.jp/user/sheltem2/timeline/森友学園の年表/event/IzqH2x66voS
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