大気汚染による健康被害に対する総合的な対策に関する意見書

(2011年03月11日)

(提出者)樺山たかし

東京における大気汚染は、一都三県によるディーゼル車走行規制、
八都県市が連携し協力したディーゼル車対策等の取組により、
平成十七年度以降連続して、浮遊粒子状物質の濃度が
都内全ての自動車排出ガス測定局で環境基準を達成するなど、確実に改善している。

一方、大気汚染物質と健康被害との関係については、
粒子状物質や共存大気汚染物質の健康への影響など、
いまだ解明されていない部分も多く、国による早期解明が求められている。

これまで、都は、東京の環境改善に努める一方、
平成十九年八月の東京大気汚染訴訟に対する和解を受け、
気管支ぜん息患者への早期救済を最優先にすべく医療費助成制度を創設し、
平成二十年八月から実施している。

しかしながら、大気汚染の根本的な原因は、国の自動車排出ガス規制の遅れにあり、
国の責任として、調査研究等の更なる推進のみならず、
健康被害防止のための有効な対策や健康被害を受けた者への救済策を
講じていく必要がある。

よって、東京都議会は、国会及び政府に対し、国の責任において、
大気汚染による健康被害に対する総合的な救済策を検討し、
実効性ある対策を講ずるよう強く要請する。

http://www.gikai.metro.tokyo.jp/record/proceedings/2011-1/06.html

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2.樺山都議はホットスポット報道に抗議するために、放射線測定を行っていた。

ネットでは死の前日である6月30日まで
ブログで葛飾の放射線測定をしていた事と
変死の因果関係との指摘が多いが、
ブログ内容は寅さんの故郷、葛飾柴又で
高い線量が出たという報道に対する憤りから、
自身のシンチレーション
『測定機器:シンチレーション式サーベイメーター
(ALOKA社 TCS-171)』で測定を行い、
むしろ「汚染されていない」という事を伝えたかったようだ。

樺山氏は報道で雨樋や側溝など
線量の高い所をピックアップしているのは
不公平だと指摘しているが、
線量の高い所があるのは事実であり、
日頃人が接触する事が少ない吹き溜まり箇所とて
清掃時に人の手が入るのだから無視できない。

http://d.hatena.ne.jp/Takaon/20151230
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