【マーガレット・サッチャー】英国の首相に就任。
(1979年05月04日)サッチャーは新自由主義に基づき、
電話・ガス・空港・航空・水道などの国有企業の民営化や
規制緩和、金融システム改革を掲げ、
それらを強いリーダーシップで断行した。
さらに改革の障害になっていた労働組合の影響力を削ぎ、
所得税・法人税の大幅な税率の引き下げを実施。
一方、付加価値税(消費税)は
1979年に従来の8%から15%に引き上げられた。
サッチャーの首相就任から間もなく、
1980年に選出されたアメリカ合衆国大統領のロナルド・レーガンも
新自由主義的な政策を数多く打ち出した。
さらにニュージーランドでも
デビッド・ロンギが新自由主義を主導し、
1980年代はアングロサクソン各国において
新自由主義が台頭する時代となる。
またこの時期、日本においても、
1982年に首相に就任した中曽根康弘により、
行政改革や国鉄分割民営化(1987年)などが行われた。
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