【池田信夫】経営者と労働組合の雇用カルテル

(2009年06月18日)

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つまり長期不況の中で、
賃金コストの抑制を迫られた経営者と、
要員削減の「防護壁」を厚くしたい労働組合の
利害が一致した結果、

無保護・無権利のフリーターが
大量に生み出されたわけです。

いいかえれば現在の雇用規制は、
経営者と労働組合の
既得権を守るために
非正規労働者を差別する
雇用カルテルともいうべきものです。

この不公平な制度が改まらないかぎり、
生活保護や最低賃金を増額したところで、
正社員と非正規社員の身分格差は
まったく解決されない。

http://agora-web.jp/archives/658314.html

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