アメリカの格付会社「ムーディーズ」が、日本国債の格付けを引き下げる。
(2014年12月)日本国債の格付けの推移(朝日新聞)
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20141220000280.html
実際、
2014年11月に
最初の増税延期が決まった際、
同年12月の
米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスを皮切りに、
翌年4月には
フィッチ・レーティングス、
9月には
S&Pグローバル・レーティングが
いずれも1段階日本国債を格下げした。
現在の日本国債の格付けは、
最上位から4─5段階低い
シングルAプラスから
シングルAに位置している。
さらなる格下げとなれば、
トリプルBすらも視界に入る。
一方、
16年6月に
2度目の延期を表明した際は、
格下げの動きはなかった。
当時の世界的な景況感の悪化を踏まえ、
増税延期が一定の理解を得たためとみられる。
例えば、日本に対して
財政健全化を提言し続けている国際通貨基金(IMF)でさえ、
「景気が一段と悪化するリスクの低下につながる」と
延期を容認したほどだ。
https://jp.reuters.com/article/column-minori-uchida-idJPKCN1RY0C0
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