フランスの財務官僚だったモーリス・ローレが「付加価値税」を考案し導入。
(1954年)https://ja.wikipedia.org/wiki/付加価値税
https://kotobank.jp/word/付加価値税-123724
消費税の一種である付加価値税も
フランス生まれ。
財務官僚のモーリス・ローレが
54年に考案し導入した。
政府にとって消費税は
「天の恵み」のようなもので、
生みの親ローレは
フランスでは偉人であり「英雄」だ。
楽々と税金を徴収できる消費税は、
いってみれば出来過ぎている。
納税者が所得を減らして所得税を減らすのは簡単だが、
消費税をごまかすのは不可能に近い。
「消費税はフランス史上最高の発明品」と、
あるフランス人外交官は言った。
「公務員給与の財源として最高」
という意味だろう。
消費税は
フランスの年間税収の
半分を占める。
所得税の3倍だ。
消費税のおかげで
政府の財源が豊かになった半面、
納税者の負担は重い。
フランスの消費税率は現在、
OECD(経済協力開発機構)27カ国中
5番目に高い(日本は23番目)。
でもいくら消費税が高くても
フランス人は反対しない。
サルコジは2月29日、
19・6%から21・2%への引き上げを
議会に承認させたが、
世論の反発は少なかった
(サルコジが再選を果たせなかったのは別の理由による)。
https://www.newsweekjapan.jp/column/tokyoeye/2012/05/post-502.php
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