【警視庁】共同都心住宅と光誉実業の関係者ら12名を逮捕

(2008年03月04日)

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株式会社スルガコーポレーション(以下「スルガ社」という。)から
委託を受けて
入居者との立退き交渉を行った
共同都心住宅株式会社(以下「共同都心」という。)及び
光誉実業株式会社(以下「光誉実業」という。)の関係者 12 名が、
平成 20 年 3 月 4 日、
弁護士法違反の容疑で警視庁に逮捕され、
そのうち 7 名と、法人としての光誉実業が、
昨日付けで東京地方検察庁により起訴された。

http://ke.kabupro.jp/tsp/20080325/43190a30_20080325.pdf

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「地上げ屋が行った非弁活動」

2008年3月、
建設・不動産会社「光誉実業」(大阪市)の社長らが
弁護士法違反で逮捕された。

社長らは弁護士資格がないのに
オフィスビル(秀和紀尾井町TBRビル)の
立ち退き交渉をしていた。

このオフィスビルは、もともとは
商業ビル経営の「秀和」が所有していたが
モルガン信託銀行に移り、
2005年9月、
東証二部上場企業だった建設・不動産会社の
「スルガコーポレーション」(横浜市)が買収。

その後、スルガコーポレーションは、
2007年9月までにビルを解体し、
更地にした後、
高値で商業施設開発会社「アーバンコーポレイション」(広島市)に
売却していた。

買収の際、スルガコーポレーションは
暴力団との関わりを持つ光誉実業に、
いわゆる「地上げ」による立ち退き交渉を委託。

多額の報酬を支払っていたという。

これは、地上げ、土地転がしに関連して、
地上げ屋が多額の報酬を得て
立ち退き交渉という法律事務を行ったために
弁護士法違反に問われたもので、
「スルガ地上げ事件」と呼ばれているものです。

http://myhoumu.jp/legaleye157/
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