【田中内閣】石油ショックを背景に、人口抑制政策を推進。★
(1974年)政府は1974年に人口抑制政策を進めた
同会議には斉藤邦吉・厚生相のほか、
岸信介・元首相や人口問題の識者が勢ぞろいしました。
作家の小松左京氏や画家の岡本太郎氏も講演しています。
当時、大学院生だった私は3日間の会議をすべて傍聴して、
今でも当時の資料を保管しています。
ただ、講演した政府関係者や研究者の大半は亡くなってしまいました。
振り返ると当時の論調には隔世の感があります。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100215/212778/?n_cid=nbpnbo_twbn
https://archive.is/h7ynC#selection-793.0-799.90
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内閣は田中角栄のときで、斎藤邦吉は宏池会。↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/斎藤邦吉
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宏池会の特徴をまとめてみました。^^
http://56285.blog.jp/archives/52024751.html
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人口白書が出された1974年には、
「日本人口会議」も開かれました。
当時学生だった私は3日間、会議に通いましたが、
そこでは実は、今とは逆に
「人口抑制」「出生抑制」の必要性が強調されていたのです。
1974年といえば、第一次オイルショックの混乱の真っただ中で、
地球の資源が有限であると誰もが痛感しているときでした。
また、発展途上国の経済成長と人口爆発が
どんどん進行していました。
資源の有限性や人口爆発を踏まえて、
これからは人口を抑制しなくてはならないというのが
当時の世界的な論調で、
日本もその流れに乗っていたのです。
事実、人口白書にも
出生率を下げるのがよいという趣旨のことが書かれていました。
つまり、少子化が悪いといわれるようになったのはごく最近のことで、
それ以前は、むしろ人口増加の方がよくないこととされていたのです。
現在の人口減少は
そうした出生抑制の成果ともいえるもので、
本当はそれほど驚くことではありません。
https://www.recruit-ms.co.jp/research/2030/opinion/detail31.html
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