【岸信介】「国際人口問題議員懇談会」を設立。
(1974年04月01日)世界初の人口と持続可能な開発に関する超党派議員グループとして
1974年に設立された国際人口問題議員懇談会(JPFP)は、
2014年で設立40周年を迎えました。
(中略)
人口急増が
開発途上国の社会開発・経済発展に
重大な支障をきたしているという問題意識を背景に、
1973年、
岸信介元首相を団長に
日本の国会議員有志が
アジアの人口事情を視察しました。
そこで議員団は、
人類の平和を脅かす人口分野に対する日本の国際協力が、
他の先進国に比べて、
著しく立ち遅れていることを強く認識しました。
この視察の成果を受けて、1974年4月、
人口問題を中心とする資源・食料危機に
深い関心を寄せる日本の国会議員有志が、
「国連人口基金(UNFPA)及び国際家族計画連盟(IPPF)の基本主旨に賛同し、
人口問題とこれに関連する資源・食料・環境並びに国際協力等の諸問題を研究し、
かつその対策を建議する」ことを目的に、
世界で初めて人口問題に関する超党派議員組織
「国際人口問題議員懇談会(JPFP)」を設立しました。
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