【厚生労働省】実習生が幅広い作業に当たれるよう、 制度の柔軟な運用を検討。★

(2019年03月03日)

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日本で働きながら技術を学ぶ外国人技能実習制度について
厚生労働省は、
中小企業や農業の現場などでは
実習生が幅広い作業に当たれるよう、
制度の柔軟な運用を検討することになりました。

日本で働きながら技術を学ぶ外国人技能実習制度では、
受け入れ企業に
実習生ごとに実習計画を作成することを義務づけ、
実習生は計画で定めた以外の作業には
当たることができません。

しかし、
規模が中小の自動車整備や電気機器の組み立てなどの工場では
1人でいくつもの作業を行う必要があるという指摘が出ているほか、
農業でも寒冷地では冬場に作業ができなくなるため、
農業以外にも当たれるよう求める声が上がっています。

これを受けて厚生労働省は、
実習生が複数の作業に当たれるよう、
運用の見直しに向けて
検討を始めることになりました。

厚生労働省は、
関係者から意見を聞き取るなどして、
来月中にも柔軟な運用を認める要件などについて
方向性を取りまとめたい考えです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190303/k10011834231000.html

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