「実習生が逃げていく島」町民があえて監視しない理由
(2018年11月19日)彼女の農家でこれまで受け入れた30人の実習生のうち、
5人が失踪し、1人が逃亡未遂。
隣の花農家では、
約15年間で受け入れた約100人のうち
10人以上が逃げたという。
日本全国で25万人の実習生がいて、
昨年1年で約6000人、
今年は半年で4278人が逃げたという統計がある。
この島ではそれが実感できる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181119-00010000-withnews-int
この農家の男性は、
1人の実習生を入れるために、
渡航費や初期研修費など数十万を払っている。
3年間、働いてもらう予定で作業計画をたてているのに、
失踪されるとその「投資」は無駄になる上、
一定期間、次の研修生を入れることができない。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181119-00010000-withnews-int&p=3
働き手を留められる時給を払えば、
たちまち経営が苦しくなる地場産業は少なくない。
国を挙げて最優先で取り組むべきなのは、
地域格差の解消や新たな産業創出ではないのか。
それをせず安直に外国人労働者を入れれば、
地域間格差は一層広がる。
政府は
「外国人労働者を入れれば
『人手不足』が解消され問題解決」
という幻想を、ふりまいていないだろうか。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181119-00010000-withnews-int&p=4
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