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輸出入が初めて逆転したのは昭和9年で、
輸出486万トン、輸入386万トンとなった。

第二次大戦での混乱を経過し、
戦後、生産力が回復するにつれ、
輸出は急ピッチで増加し、

昭和35年224万トンとなって
アメリカ(171万トン)を抜き、

以後、イタリアを37年、
フランスを38年、
そして西ドイ ツを44年に抜いて
世界第1位の鉄鋼輸出国 となる。

以後、1960年代後半以降、
常に世界最大の鉄鋼輸出国としての役割を果たしており、
1970年 代中ば以降の輸出量は、
ほぼ3000万トン前後で推移している。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/coj1975/27/1/27_81/_pdf