BIS規制が日本で始まる。

(1993年03月)

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BIS規制は、国際間における金融システムの安定化や、
銀行間競争の不平等を是正することなどを目的として、
1988(昭和63)年7月にバーゼル銀行監督委員会により発表され、
1992(平成4)年12月末(日本では1993年3月末)から
適用が開始されました。

http://www.findai.com/yogo/0024.htm

1993年3月からは
国際決済銀行の
「自己資本比率」規準による規制
(BIS規制)が実施され、

リスクを考慮した
資産に対する自己資本の比率を国内取引金融機関は
4%以上、

国際取引金融機関は
8%以上にすることが求められた。

日本の金融機関は
自己資本比率を上げるために、
民間貸し出しを収縮させたから、
リゾート開発業者の多くが
資金の調達に窮し、破綻した。

このような経済状況の変化によって、
リゾート地域開発に乗り出した
多くの第三セクターが
経営破綻すると、

リゾート法は
税金の無駄づかいを促進する法律として
マスコミから厳しく批判されるようになった。

https://www.tsu.ac.jp/Portals/0/research/22/135-143.pdf

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