【日銀】黒田総裁「ETFの損益分岐点は、1万9500円程度。」

(2020年03月10日)

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日銀の黒田東彦総裁は10日の参院財政金融委員会で、
日銀が保有する株価指数連動型上場投資信託(ETF)の時価が
簿価を下回る損益分岐点について

「2019年9月末の保有状況を前提にすると、
日経平均株価が1万9000円程度」

と述べた。

そのうえで

「その後の買い入れ実績を踏まえると
19年9月末に比べ500円程度切り上がった可能性がある」

との試算を示し、
現在の損益分岐点は
日経平均で1万9500円程度
との見解を明らかにした。

国民民主党の大塚耕平氏の質問に答えた。

新型コロナウイルスの感染拡大については

「我が国の経済・物価に与える影響、
特に今後の内外金融市場の動向を注視し、
必要に応じて適切な対応をちゅうちょなく取る」

との考えを改めて示した。

https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL10HJZ_Q0A310C2000000/

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