【竹中平蔵】「四大銀行であっても、潰すには大き過ぎる、との考えはとらない。」と発言。
(2002年10月)ニューズウィーク2002年10月16日号で
「四大銀行であっても、
“too big to fail”(潰すには大き過ぎ)
の考えはとらない」
と発言し、
日経平均株価を暴落させた。
マスコミも
「金融システムの安定に
責任を持つ金融相の発言としては、
軽率極まりなく、
片岡直温蔵相の失言が引き金になった
昭和二年の金融恐慌を想起させる
(読売新聞社説)」
と批判し、
国会で追及された。
「誤解を招いたとしたら
不徳の致すところだ」
と陳謝しつつ、
「そんな発言はしていない」
と弁解。
その後、
メガバンクを含む金融機関の再編が進み、
竹中が政界を引退する2006年までに
金融システムは安定化した。
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