NY株が今年最大の下げ幅を記録し、日経平均も2万円寸前まで急落。

(2019年08月06日)

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週明け5日のニューヨーク株式市場の
ダウ工業株30種平均は、
米中対立の先鋭化に対する懸念から急落し、
前週末比767.27ドル安の
2万5717.74ドルで取引を終えた。

下げ幅は今年最大で、
6月5日以来2カ月ぶりの安値水準。

ハイテク株主体のナスダック総合指数は
278.03ポイント安の7726.04。

5日の欧州株式市場も、
ドイツ・フランクフルトのクセトラDAX指数が
約4カ月ぶり、
ロンドンFT100種株価指数も
2カ月ぶりの安値で終えており、
世界的に株安が波及した。

下げ幅は一時961ドルに達した。

5日はダウ平均を構成する全銘柄が下落した。

https://this.kiji.is/531212931997615201

東京株式市場は
6日も値下がりしています。

日経平均株価は一時、
下げ幅が600円を超えました。

(経済部・平元真太郎記者報告)

アメリカと中国の対立が
市場を揺さぶり続けています。

個人投資家:

「(米中は)世界経済の基本的なところだから、
どうなるか心配なところもある」

日経平均株価は
5日より420円安い
2万299円で
午前の取引を終えています。

米中通商摩擦の激化を背景にした
世界同時株安は
5日のニューヨーク市場でも止まらず、
ダウ平均株価は767ドル安と
今年最大の下げ幅を記録しました。

この流れで日経平均株価は一時、
600円以上、下げて
2万円割れの一歩手前まで下落しました。

その後は
円高の動きが落ち着くなどして
下げ幅を縮小しています。

ただ、米中の対立で
株から資金が流れ出てしまうという動きは
しばらく続くだろうと
市場関係者は
厳しい見方を示しています。

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